篪庵の改修工事がいよいよ本格的に始まってきました |
「ひしゃぎ竹」が取り外され、篪庵の土壁が見えてきました。 「ひしゃぎ竹」とは焼いた竹を割り、木づちでたたいて平らにしたものを家の側面と裏面の 土壁に並べて張り付ける祖谷地方独特の工法で、民家の土壁を雪や雨風から守ります。 |
土瓶についた煤(すす)が篪庵での数々の思い出を蘇らせます |
行灯の光に反射する黒光りの床にはなんとも言えない良さがあります |
1985年に総葺き替えしたの最後だった篪庵の屋根を裏側から見た様子 |
26年もの間、煙で燻され続けてはじめてこのような色になるんですね |
外では地元の大工さんたちがせっせと工事を進めてくれています |
これはなにやら石垣の修理をしているのでしょうか |
篪庵の玄関にも歴史を感じます |
篪庵に使われていた行灯は全て江戸時代のものだそうです |
これらの備品のすべてはアレックス・カー本人の私物です |
どんどん重器や細かい備品を外に出す作業も平行してすすめています |
あと少しで全てのものを運び出す事が終了します。 次の更新でももっとたくさんの写真を掲載する予定です |
No comments:
Post a Comment